地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


『パリ猫ディノの夜(Une vie de chat)』(アラン・ガニョル、ジャン=ルー・フェリシオリ/2010/フランス)


昼間は女警視の母親と娘のゾエのもとで暮らし、夜は泥棒のニコといっしょにいる猫ディノの冒険ありアクションありのアニメーション。フランスぽい小洒落た雰囲気もありながら子どもでも分かりやすいストーリー、70分という尺がちょうどよくて前情報なしで見てとてもおもしろかったです。


猫好きなら、三角すわりしてるゾエに、ディノがわきの下からするりとかかえた両腕の間に頭をもぐりこませる仕草は最高にかわいいです。