地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』ラヴ。
文系家人と10歳と6歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


『花様年華』(ウォン・カーウァイ/2000/フランス、香港)


たぶん公開当時くらいに見て断片的に覚えてました。


1960年代のオールド香港を舞台にトニー・レオンマギー・チャン、二組の夫婦のダブル不倫。こういうシンプルなメロドラマ的ストーリーだとウォン・カーウァイのムード重視の気だるい湿度高めの雰囲気作りが活きます(『グランド・マスター』にだいぶズッコケたせいで『花様年華』でウォン・カーウァイの良さを再発見)。しかしこの映画はなんといってもマギー・チャンのチャイナドレス姿がすばらしいです。襟が高くマギー・チャンの細い身体にぴったりとフィットしたチャイナドレスが美しい。いったい映画内で何着出てきたの?と思うくらい着がえまくりです。


断片的に覚えてたシーンのひとつはマギー・チャンが自宅近くの集合屋台で毎夜毎夜マイ容器を抱えて麺類をテイクアウトするシーン。こういう気軽さでこういう種類のテイクアウトができる国ていいねえ。


しかしラストのアンコールワットが唐突すぎて壮大すぎです。なぜにアンコールワット……