地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』ラヴ。
文系家人と10歳と6歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


『灼熱の肌(Un été brûlant)』(フィリップ・ガレル/2011/フランス、イタリア、スイス)

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DVDのジャケがとんでもなくダサいのでびっくりしました。



ガレル作品のジャケとしては


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こんな感じのほうが正しいと思います。



もはや貫録というか圧巻のモニカ・ベルッチを年上女優妻に、裕福な年下画家夫はルイ・ガレル。このふたりの愛と嫉妬に巻き込まれる友人の恋人たち。


娼婦のようだと言われたダンスシーンは豊満な肉体とともに官能的でモニカ・ベルッチの存在感は言わずもがなという感じだけど、ルイ・ガレルも愛に生きるタイプに見えるので案外ふたりの密度や距離感は悪くなかったです。愛と死、虚と実は紙一重。この作品は出演者たちのささいな表情や動きがものすごくリアルで、カラーであることの色彩への気の配り方も、あらゆるショットも、すべてが映画でなければ成立しない映画だったことに感動。ガレルの映画はやっぱりすごい。


最後に出てくるおじいちゃんはルイ・ガレルの本物のおじいちゃんモーリス・ガレル(若かりし頃はトリュフォー『柔らかい肌』なんかにも出演/記憶はないなー)。音楽がジョン・ケイルで、それはガレルっぽい!と思ったら『愛の誕生』(1993)もジョン・ケイルでした。


最近の作品だと少し前に見た『愛の残像』(2008)のほうが分かりやすかったけど、今回はさらに入り混じる大人の映画でした。


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