地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』ラヴ。
文系家人と10歳と6歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


『ソラリス(Solaris)』(スティーヴン・ソダーバーグ/2002/アメリカ)


タルコフスキーのリメイクに挑戦した監督スティーヴン・ソダーバーグタルコフスキー好きからの酷評は必至なのにソダーバーグのファイトあふれる選択。主演は(とても宇宙が似合わなそうな)ジョージ・クルーニー。そもそもスティーヴン・ソダーバーグの映画て何を見たことあったっけ、と思ったら『セックスと嘘とビデオテープ』(1989)『チェ 28歳の革命』(2008)『チェ 39歳 別れの手紙』(2008)あたりは見たことありました。はっきり見た記憶があるのはこのくらいかな。


しかしタルコフスキーの『惑星ソラリス』(1972)て、どうも私見てないような。『鏡』 (1974)『ストーカー』 (1979)『ノスタルジア』 (1983)は断片的に思い出せるけれど(感覚的なタルコフスキー作品ゆえ)、『惑星ソラリス』の印象がなく、タルコフスキーだいすきだと思ってたのに普通にソラリスを(たぶん)見てない自分に反省。



というわけで比較はできないものの、ソダーバーグ版は展開も心情もとても分かりやすくさらに100分と尺も短くすらすら視聴。派手なVFXなんかもなく、ソラリスが見せる幻想(妻)と過去のフラッシュバックに葛藤するジョージ・クルーニー。宇宙服が最後まで似合わないのはもはやおもしろい域に。



ソラリス (スタニスワフ・レム コレクション)

ソラリス (スタニスワフ・レム コレクション)