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地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』ラヴ。
文系家人と10歳と6歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


WOWOWドラマ「かなたの子」を見て「おおかみこどもの雨と雪」のはなを思い出す

角田光代原作の4話完結連続ドラマ。キャストは坂井真紀、井浦新宮崎将満島ひかり、永瀬正敏など。原作も知らず見てみたのはキャストに興味があったから。


かなたの子

かなたの子



そもそもホラー要素のあるドラマなのに、黙々と登山を続ける坂井真紀と井浦新を見ると連合赤軍を思い出さずにはいられません。坂井真紀が遠山美枝子に見えてくる。こわい。




この連合赤軍で坂井真紀がすごい女優という印象がついてしまい、わりと何を見てもやっぱりすごい。今回は幼い娘を殺してしまったシングルマザーの役。「おおかみこどもの雨と雪」を見たあとだったので対照的なシングルマザーの様子に心がざわざわしました。元旦那からは養育費は支払われず、娘を保育園に預けながら夜中から明け方、昼間も働きづめで心身ともに疲労しわがままをいいはじめた娘に対して感情がコントロールしきれなくなったり、ビラ配りの仕事の途中よろめいて子乗せ自転車の下敷きになって倒れてしまうシーンにぞっとしました。これがリアルなら「おおかみこどもの雨と雪」のはなは完全にファンタジー(雪の想像)だな。


原作が短編集なので1話ごとストーリーがあるのだけど、3話目の子どもの遊びの延長で友だちをスーツケースに閉じ込めて殺してしまったという話が超こわかったです。こういうのこわい。