地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


『サヴァイヴィング ライフ -夢は第二の人生-(Prezít svuj zivot (teorie a praxe) )』(ヤン・シュヴァンクマイエル/2010/チェコ)



久しぶりに見たシュヴァンクマイエル、本作品は実写と写真を組み合わせたカットアウトアニメ。性的なメタファー、食べ物のグロさ、おじいちゃんになっても衰えない”シュヴァンクマイエルのアニメーション”に感動を覚えました。さすが巨匠。長編のせいかナンセンスさはそこそこできちんとストーリーもオチもあります。


アートアニメーションでありながらエンタメ性も備えた高クオリティな映画。やっぱりシュヴァンクマイエルはすごかったと言いたい。