地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』ラヴ。
文系家人と10歳と6歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


『アカシアの通る道(Las Acacias)』(パブロ・ジョルジェッリ/2011/アルゼンチン、スペイン)

長距離運転手が5ヶ月の娘を抱いたシングルマザーといっしょにブエノスアイレスに向かうロドムービー。カンヌ映画祭でカメラドール賞を受賞した作品。


全編にわたってセリフも音楽もほとんどなく淡々と物語は進んでいきます。パラグアイからアルゼンチンへ向かう風景もこれまた淡々としています。リアルロードムービーといった感じでなんとも自然。美男でも美女でもない役者の選出も上手。何の事件もなく、ただただ登場人物のゆっくりとした心の動き。意外にもなかなかいい映画でした。