地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』ラヴ。
文系家人と10歳と6歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


『さすらいの女神(ディーバ)たち(Tournée)』(マチュー・アマルリック/2010/フランス)


だいすきマチュー・アマルリックの監督・主演作品!


邦題とDVDジャケがダサいのが非常に残念だけれど、マチュー・アマルリック得意の、悲しみを背負ったクセのある情けない男という役柄が冴えてます。女性が守りたくなる現代のフランス男の代表。ゲンズブール的なかっこよさ(背も低いし)。純粋なかっこよさから入ったものの、見れば見るほど味のあるマチュー・アマルリック。いいわー。



キャバレーから発展した“ニュー・バーレスク”と呼ばれるバーレスクの進化形の舞台は、厚塗りの化粧でたっぽんたっぽんした肉体でゴージャスでセクシーなダンスを披露する30代40代であろう彼女たちが舞台に立ったとたん超魅力的に。女性の美しさや魅力はスレンダーな肉体にあるわけじゃないのがよく分かる素敵な女性たち。


音楽のセンスもよく、マチューも物語もすてきで、楽しい作品でした。