地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


『ラストデイズ(Last Days)』(ガス・ヴァン・サント/2005/アメリカ)


1994年にカート・コバーンが亡くなったとき、今は亡き数多くの洋楽雑誌が大々的にとりあげてたのを思い出します。カート・コバーンの人物像はほとんど知らないけど、主演の男の子がわりと好演。似てる。

音楽はサーストン・ムーア、チョイ役でキム・ゴードン、あとハーモニー・コリンなんかも出演。こういう顔ぶれに予備知識があって多少でもニルヴァーナを見聞きしたことがあって、それからガス・ヴァン・サントの映画を知ってるひとでないと伏線も説明もないストーリー展開はなかなかしんどいのでは?なんて思いました。そうでもないのかな。『エレファント』に続く観客に投げかけ系。悪くないけど、『エレファント』のほうが上だなー