地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


『パレルモ・シューティング(Palermo Shooting)』(ヴィム・ヴェンダース/2008/ドイツ、フランス、イタリア)


映画『パレルモ・シューティング』予告編 - YouTube



イングマール・ベルイマンミケランジェロ・アントニオーニに捧げたヴィム・ヴェンダース2008年のロードムービーベルイマンとアントニオーニふたりに捧げた理由はロケ中にふたりが亡くなったこと(2007年7月30日同日!)、映画の内容も死神やカメラというアイテムが最重要アイテムになってること、なんだけど、私『野いちご』と『欲望』とは見てても『第七の封印』は見てないなー。しかし映画のなかにベルイマンという単語が出てくるだけでわくわくする。


当時妊娠8ヶ月のミラ・ジョヴォヴィッチが本人役として登場。この貫録かっこいい。さらにかっこいいのは主人公のカメラマンフィン。ドイツのパンクバンド、ディー・トーテン・ホーゼンのヴォーカルなんだって。バンド自体はぜんぜん知らないものの、動く彼のかっこよさは抜群。足長すぎ。


で、彼が日常持ち歩いてるカメラがマキナ67(カメラにでかでかとロゴが書かれているのでなんていうカメラか分かりやすかったです)。長身で手も大きそうな彼が持っても相当なデカさを感じるこのカメラ、いい!ヴィンテージカメラとして有名らしいです。


そのほかルー・リードがいいチョイ役で出演してたり、音楽はCANのイルミン・シュミットだったり、作品を引き上げるかっこいい部分が多くて多少ずるいものの、思ってたよりもなかなかおもしろいデジタルロードムービーでした。