地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』ラヴ。
文系家人と10歳と6歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


『不戦勝(Walkower)』(イエジー・スコリモフスキ/1965/ポーランド)



『身分証明書』の続編。『身分証明書』よりも計算されて洗練されたカメラワークが印象的。荒削りだった『身分証明書』のほうがインパクトが強かったけど、本作のほうが細部まで細かく構成されて完成度が高いです。アンジェイとテレサが歩いてるシーンで「鶏を殺して」とお願いしにくる女、切り絵の押し売り等、別のシーンでは彼らの後ろで子どもたちが処刑ごっこをしているという、シュールな長回しのカットがおもしろい。再度見たくなる映画とはこういうスタンスの映画だなと思います。