地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』ラヴ。
文系家人と10歳と6歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


『抱擁のかけら(Los abrazos rotos)』(ペドロ・アルモドバル/2009/スペイン)



アルモドバルの愛憎劇は深みがあって視覚的にも本当におもしろい。歳を重ねるにつれアルモドバルの映画がどんどんおもしろくなる気がしてます。そしてアルモドバル映画のペネロペ・クルスは美しくてかわいくて大好き。この人すごい。ペネロペ・クルスを中心として、そのまわりの壊れたさまざまな愛を再構築していく様子。バラバラだったものがそれぞれの壁を乗り越えまとまっていく描写のうまさ。ラストの絶妙さ。見終わったときに自分でもよく分からない感情が溢れ出て不思議な感覚におそわれ涙が出そうでした。