地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


『つみきのいえ(La maison en petits cubes)』(加藤久仁生/2008)


つみきのいえ (pieces of love Vol.1) [DVD]

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2009年アカデミー賞短編アニメーション部門受賞作品。日々水面が上がってくる水浸しの街。そこで家を積み木のように上へ上へと建て増しして暮らしているおじいさんのお話。おじいさんが水面下にパイプを落としてしまったのをきっかけに、各階の部屋にあった幸せだった家族との懐かしい思い出が甦ってきます。期待して見たせいか、どこかで見た絵のタッチとどこかで知っているストーリーで、全体的にこれはと思うほどではなかったというのが正直な感想。



先日見た『岸辺のふたり』のほうが上かなー。