地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


『麦秋』(小津安二郎/1951/松竹大船)は何回見てもすばらしい

最近ロクな映画を見てないし映画館にも行けないし気持ちが腐ってきたので気をり直して小津安二郎の『麦秋』(1951/松竹大船)鑑賞。なんだかんだと3回くらい見てる気がします。はっきりストーリー性のある映画で何度も見たい映画て私はあまりないんだけど小津や溝口の映画は何度でも見たくなります。


麦秋』の原節子はいいなー明るくて率直で女子としてステキ。女同士の他愛ないおしゃべり、ショートケーキ、食卓でひとりお茶漬けを食べる姿、義姉と波打ち際を歩く姿、空に舞う風船、どのシーンも欠かせないすばらしいショットでどのシーンも好き。


麦秋 [DVD] COS-022

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たまたま先日読んでた本の舞台が北鎌倉、この映画の舞台も北鎌倉で、ぼんやり北鎌倉に行きたくなりました。