地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


『ランジェ公爵夫人(La duchessa di Langeais)』(ジャック・リヴェット/2008/フランス、イタリア)

19世紀はじめのパリ貴族社会を舞台にした豪華な文芸不倫作品。難解ではないのだけど、感情移入しにくい恋の駆け引きに宗教観が絡んできて特別劇的な展開になるわけでもないので、ただただ80歳をこえたジャック・リヴェットのフランス人恋愛体質の健在に感心しました。ミシェル・ピコリとビュル・オジエも出てくるんだけど、あっ『夜顔』だーと思ってしまいました(映画に集中してない証拠)。

ランジェ公爵夫人 [DVD]

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