『神童』(萩生田宏治/2007)
松ケンが出てるので見た映画。うーん。『人のセックスを笑うな』の松ケンが最強だっただけにどうでもいいキャラでした。へんなロゴの入ったトレーナーのダサさにびっくり。役作りだとしてもちょっとありえん……。ストーリーも中途半端で最終的に少女と音大生の関係性も見えてこないし、決定的に足りないものがたくさんある感じ。原作のマンガはおもしろいんだろうか。主人公の天才的にピアノが上手な少女役には実際のモデルがいるそうで、この子の経歴がすごい。和久井冬麦(1994年生まれの現在15歳)、5歳でウィーン国立音楽大学予備科入学。数々のコンクール受賞歴。この映画のピアノの演奏吹き替えもしてます。クラシック音楽に詳しくない私が言うのもなんだけどいかにもクラシック音楽に詳しくない人が作りました的映画で"神童"さが伝わりませんでした。
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