地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


『4ヶ月、3週と2日(4 luni, 3 saptamani si 2 zile)』(クリスティアン・ムンジウ/2007/ルーマニア)

2007年カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作品。チャウシェスク政権下の時代を舞台にした映画て多いよね。この作品もその頃のお話。ルームメイトの非合法の中絶を手伝う長い一日。掻爬ではないけど、露骨な中絶シーンが女として見ていてつらいです。ラスト、ダルデンヌ兄弟みたいな雰囲気を引きずって終わればよかったのにエンドロールに流れる歌は必要だったのかな。