地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


『灯台守の恋(L'equipier)』(フィリップ・リオレ/2004/フランス)

サンドリーヌ・ボネールが好きなので見る(パトリス・ルコントの「仕立て屋の恋」やジャック・リヴェットの「ジャンヌ」とか)。舞台は1963年のブルターニュ地方、ウエサン島。このウエサン島の風景が、なんの効果もせず絵画のように美しくそれが作品としてかなりの割合を占めているのでずるい。しかしやりすぎの嵐のシーンがせっかくの完成されたウエサン島の風景をぶち壊してるような。人妻と灯台守のひと夏の大人の恋という設定も古めかしく感じられストーリーには興味を持てない。

灯台守の恋 [DVD]

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仕立て屋の恋 [DVD]

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