地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』ラヴ。
文系家人と10歳と6歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


映画批評ウェブマガジン「flowerwild」

映画批評ウェブマガジン「flowerwild」に掲載されている"Party tonight, revolution tomorrow──『マリー・アントワネット』"(text by 石橋今日美)という映画『マリー・アントワネット』の批評が面白かった。気持ちはすごく分かるしラストが云々言うひとに同じような説明をしてあげたい衝動にかられる。少しだけ引用。

カンヌ国際映画祭という「ご当地」が誇るフェスティバルでお披露目された本作は、異様な期待感をあおると同時にブーイングを受けた。histoire(ストーリー)はあってもHistoire(大文字の歴史)はない(『リベラシオン』紙)といった歴史性の欠如が、テーマに敏感な仏批評家を中心に批判の的となった。だが、明らかに古典的な歴史劇や政治を描く意図がないフィルムに対して、それは肉屋にマカロンを買いに行くくらいの「見当違い」ではないだろうか(必要最小限の歴史的・政治的背景は、マリア・テレジア女帝役のマリアンヌ・フェイスフルの声で読まれる、娘への手紙によって理解される)。

フィリップ・ガレルの記事もぼちぼち読んでるところ。