地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


はるかな道のりを遠望しながら


年末のガソリンスタンドはすごい混んでいた。洗車をしてもらおうと思ったら「すいません、2時間くらいかかりますが・・・」と言われた。どうせ置いてあとから来るつもりだったのでそのまま置いていく。ほんとに2時間後に出来上がりの電話がかかってきて取りに行く。ピカピカになってうれしい。

梅田。NU で用事を済ませたあとロフトへ寄る。ちびっ子たち用のポチ袋。ハンズのほうがいいのあったかも。帰って少し大掃除の一部をする。

朝から仕事で出ていた家人が帰りに喜八洲総本舗本店でみたらし団子をお土産に買ってきてくれた。わーい。喜八洲のみたらし大好き。あったかくてだくだくのタレがいい。ごはん前にむしゃむしゃ。

映画『恋や恋なすな恋』(内田吐夢/1962/東映)。人形浄瑠璃の名作『芦屋道満大内鑑』と清元の古典『保名狂乱』を素材にし、かつアニメーションや CGを組み合わせ、色彩艶やかで、ストーリー性があるにもかかわらず幻想的でアヴァンギャルドな作品(画像は白黒だけどほんとはカラー。)。内田吐夢の世界はなんてオリジナルなんだろう。平安の時、朱雀帝の御代。天文学者阿倍保名は狐の化身に愛する榊を重ね契りをかわす。仮面、暗示、ファンタジー、色とりどりの装束に舞台劇、こんなに色んな要素を組み込んだ時代劇を見たことがない。