地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


けっして降伏しない存在に心を動かしてください。


ふと雑誌でデロンギのパニーニメーカーを見てぽわんと夢をみる。朝食にパニーニ・・・。イタリア風サンドイッチを作るならやはりイタリアパン。ロゼッタ?グリッシーニ?フォカッチャくらいしか食べたことないような気がする。パンの手を広げようとわくわくしながら家人に「パニーニメーカーどうでしょう?」と伺うと「ホットサンドメーカーあるでしょ」と諭された。

ニューヨーク生まれのオーガニックドーナツ屋さん DOUGHNUT PLANT て東京にしかないみたい。いいなあ。ドーナツもベーグルもおいしそう。アメリカだからってCINNABON級の激甘(1個で約1000kcal!)とかではないよね?(そういえばUSJ店は閉店になっていた)

映画『細雪』(市川崑/1983)。谷崎潤一郎原作。大阪・上本町の本家、兵庫・芦屋の分家、四季折々の風物を絡めながら蒔岡家の美しい四姉妹の一年間の出来事を描く。単純に関西弁(ここでは優美な船場言葉)や地名が感覚として分かることが面白さに拍車をかける。四姉妹が毎年桜の季節には京都嵯峨の料亭で落ち合い、満開の桜の下でおしゃべりをしながら歩くシーンが印象的。美しい着物の数々、華やかで上品でゆったりした生き方、憧れてしまう。

細雪 [DVD]

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