地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


雨水にぬれ ひかり そばに 白いニワトリが いる

シネ・リーブル梅田で『チェコアニメ新世代』のAプロと『クルテク〜もぐらくんと森の仲間たち〜』を鑑賞。ほんとはもちろん『クルテク』より『チェコアニメ新世代』のBプロを見たかったのだけど、時間帯があわなかったため仕方なく。ていうか、クルテク超かわいくない。だってクルテク性格悪いよ、なんかいやらしいよ、グッズとかむらがる女の子たちの気持ちに共感できない。『チェコアニメ新世代』のAプロは面白かった。ミハル・ジャプカ 『原始哺乳類』(2001/広島国際アニメーションフェスティバル2002で国際審査委員特別賞受賞)はかわいくて好き。アウレル・クリムト『魔法の鐘』(1998)のレリーフの人形を使った作品はポヤルぽかった。

アメ村で家人とはぐれる。アメ村は人の生気を奪う恐ろしい村。

没後20周年を迎えた監督で脚本家で俳優のジャック・タチ。「ジャック・タチ フィルム・フェスティバル」が全国ロードショー予定。東京はヴァージンシネマズ六本木ヒルズにて、大阪はテアトル梅田にて。どちらも初夏公開。上映日程未定。


  • 第11回 フランス映画祭横浜2003
  • 2003.06.18-2003.06.22
  • パシフィコ横浜・会議センターメインホール
  • 上映作品:フランス映画の新作22本+短編特集
  • 自由席 / 前売り \1,200 (当日券 \1,500)
  • 指定席 / 前売り指定席 \1,500 (当日指定席券 \1,800)
  • チケットぴあ / CNプレイガイド / 横浜赤レンガ倉庫1号館 他
  • お問い合わせ:キョードー横浜 045-671-9911
  • 発売状況:以下のチケットは完売。
    • 6/19 シェフと素顔と、おいしい時間
    • 6/22 ローベルジュ・エスパニョール
    • 6/22 アドルフ


上記映画祭で公開される『ローベルジュ・エスパニョール(L'Auberge espagnole)』(セドリック・クラピッシュ/2001)。大学生7人が最後の学生生活をバルセロナのアパートをシェアして日々起こる騒動を描いた作品。予告編を見ながら、世界共通でこういう話は昔から好かれるのだなーと思った。男女7人とかあすなろ白書とか思い出した。正直ドラマなら見るけれど映画でこういう話はとても興味が薄い。あ、そういうのすごくセドリック・クラピッシュぽいかも。『ミドルエイジ協奏曲』(マルク・エスポジト/2003)は中年男4人組の話。『ハズバンズ』(ジョン・カサヴェテス/1970/アメリカ)を思い出したけれど、中年男仲間の話はカサヴェテスでおなかいっぱい。『ハズバンズ』面白かったなー。とか上映作品のチェックをしてるのはちょっと楽しい。



『鏡の中にある如く』(1961)や『処女の泉』(1960)、いっぱい見てみたい作品があるイングマール・ベルイマン映画祭。横浜も行きたいけれど近場のシネ・ヌーヴォで時間を気にせずベルイマンを見に行こう。

映画『地獄の黙示録(Apocalypse Now)』(フランシス・フォード・コッポラ/1979/アメリカ)。知らない人がいないくらい有名な映画だけど戦争モノを素通りしていたのではじめて見た。『M★A★S★H(MASH)』(ロバート・アルトマン/1970/アメリカ)が意外に面白かったので見てみようと思った。ウィラード大佐演じるマーティン・シーンが一瞬誰だか分からなかった。痩せてるマーティン・シーンて久しぶりに見た。思ってたよりストレートな作品。見ていると戦争自体に悲しくなる。私は『M★A★S★H(MASH)』のほうが断然好き。

映画『パパはどこ?』(カール・ライナー/1970/アメリカ)。アメリカではカルト的な人気をほこるコメディー。見たらさっさと忘れなよ、みたいな軽いノリは疲れていたときにちょっと救ってくれた。カール・ライナーは『オー!ゴッド(Oh, God!)』(1977)を撮った人。

映画『耳に残るは君の歌声(The Man Who Cried)』(サリー・ポッター/2000/イギリス、フランス)。『音のない世界で』『ビヨンド・サイレンス』みたいな映画かと思ったら違った。ちょっと前に『ガッジョ・ディーロ』(トニー・ガトリフ/1997/フランス、ルーマニア)を見たのでロマ人の音楽のシーンにちょっと反応。ジョニー・デップクリスティーナ・リッチの"燃え上がる秘めた愛"にだいぶ反応。燃え上がる恋とかしてみたい。サリー・ポッターの映画ぽかった。