地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


2010-01-02から1日間の記事一覧

『世界(The World)』(ジャ・ジャンクー/2004/日本、フランス、中国)

ジャ・ジャンクーは『一瞬の夢』(1997/中国、香港)でなんだかすごく不思議に強烈に印象的で、『長江哀歌』(2006/中国)で映画としてすごく良くて、別の作品も見たいと思いつつやっと3作品目。世界の名所を1/10サイズで見られる、北京に実在するテーマパー…

『チェ 28歳の革命(Che: Part One)』(スティーヴン・ソダーバーグ/2008/アメリカ、フランス、スペイン)

チェ・ゲバラの伝記映画二部作の前編。前編はカストロとの出会いからキューバ革命達成まで。もちろん展開はいろいろあるもののどうにも話がのっぺり進んで長い映画がさらに長く退屈。後編の『チェ 39歳 別れの手紙(Che: Part Two)』(スティーヴン・ソダー…

『永遠のこどもたち(El Orfanato)』(J. A. バヨナ/2007/スペイン、メキシコ)

スペインの田舎を舞台にした、古い孤児院にまつわるオカルト映画。私が見れるくらいゆるいオカルト。ラストの旦那さんの満足そうな笑顔が意味不明。そこ笑うとこか?永遠のこどもたち デラックス版 [DVD]出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント発売…

『ブロークン・イングリッシュ(Broken English)』(ゾーイ・カサヴェテス/2007/アメリカ、フランス、日本)

お父さんもお母さんもすごかったのに子供たちはその才能を受け継がなかったという残念な例。30代女子のリアルな揺れる恋心てなんかあんまりな内容。しかし彼氏役がメルヴィル・プポーだと気づいてなかった、元美少年はオーラが薄くなるなあ……ブロークン・イ…

『誰も守ってくれない(Nobody to watch over me)』(君塚良一/2008)

最初おもしろそうだったのにだんだんとつなまらくなっていき残念。刑事・松田龍平がかっこいい。志田未来はいつまでも「14才の母」から逃れられなくて少しかわいそうな気がします。誰も守ってくれない スタンダード・エディション [DVD]出版社/メーカー: …

『ブタがいた教室』(前田哲/2008)

妻夫木聡主演。1990年大阪の小学校で実際に行われた"ブタを飼育して食べる"という賛否両論を巻き起こした「いのちの授業」。『いのちの食べかた』と同系列な映画なわけだけど、足元から崩れ落ちる牛の電気ショック死の映像や腹を切り裂いて滝のように流れる…

『厨房で逢いましょう(Eden)』(ミヒャエル・ホーフマン/2006/ドイツ、スイス)

どあつかましい女が幸せをつかむ物語。出てくる料理はグロテスクな表現をしているわりにどれもおいしそうに見えました。厨房で逢いましょう [DVD]出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント発売日: 2008/04/23メディア: DVD クリック: 24回この商品を…

『理想の女(ひと)(A Good Woman)』(マイク・バーカー/2004/イギリス、スペイン、イタリア、アメリカ、ルクセンブルク)

スカーレット・ヨハンソン主演という情報のみで見てみました。21歳純粋で疑うことを知らないスカヨハが夫から誕生日プレゼントをもらうシーンでうれしくて足をバタつかせる、という演技に倒れそうになりました。熟女役のヘレン・ハントは42歳には思えない老…

12月に見た映画

下記が12月に見た映画。もちろんジャ・ジャンクーがいちばん良かった。

12月は突然マンガ月間でした

ここ最近まれにみるほどマンガを読んでた12月でうっかり日記も更新してませんでした。手塚治虫や大島弓子や山岸涼子の作品集か傑作集とか松本充代とかおたんこナースとか、だいたい家にある在庫を読んでただけだけど、新刊もときどき入手して読んでました。…

あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願いします。実家に帰省してました。お母さんのお雑煮ほんと好きだわーと実感してきました。愛知県なのですまし汁に水菜と焼かないお餅を入れただけのシンプル雑煮だけどすごく好き。でろでろになったお餅がまたおいしいんだよねー。