こんぴらさん(金刀比羅宮)とうどんの旅
香川県琴平町にあるこんぴらさん(金刀比羅宮)にいってきました。こんぴらさんとうどんの旅。
『二十四の瞳』(木下恵介/1954/松竹)で大石先生(高峰秀子)が11人の6年生を引率する修学旅行先はこんぴらさん。木下恵介の映画『二十四の瞳』そのものと高峰秀子が好きで好きで、初こんぴらさんに相当わくわくしました。
しかしまずはうどん。四国最強うどん、超有名店の「がもううどん」(坂出市)。10時くらいに行って待ち時間40分くらい。今回の旅の初うどんを飾るにふさわしいだしの香り高いさぬきうどん。
こんぴらさんは御本宮まで長い長ーい石段を登ります。参道入口から御本宮までは785段。
御本宮。
御本宮からの景色。
6歳ハムコがへこたれるかと心配していたものの、御本宮までは普通に登れたので、奥社まで行くことに。これが案外遠かった…… 石段ばかりの往復1時間以上はわりと足にくる。ハムコ力尽きるかと思ったけど最後までひとりで歩けました。えらいえらい。筋肉痛になったのは私ひとり。
こんぴらうどん。とり天ぶっかけ。
麦香。
変わり種のオリーブ釜玉に家人挑戦。
なかむらうどん。4件まわったなかでいちばんスタンダードな気がしました。
たのしかった!
試験終了と横山光輝『史記』
1ヶ月とすこしの間、わりとまじめに勉強した試験が終了。仕事に関係する試験で、数日後発表された解答を見ると自己採点は満点。合格率は高めとはいえ私まじめすぎ。先日正式な合格発表もありました。解放されたー。
去年は漢検の試験が終了したあと、満を持して横山光輝『三国志』と王欣太&李學仁『蒼天航路』の三国志世界へ突入し、今回は横山光輝『史記』へ突入。横山光輝はいいなーいくつになって読んでもおもしろい漫画。見分けがつかないけど登場人物の愛らしいこと…。宴会芸で車輪をまわす嫪毐(ろうあい)がおもしろすぎた。文庫版で現在6巻まで読みました。6巻までは紀元前700年以降、春秋戦国時代あたりから始皇帝の死去、項羽と劉邦の登場へ。三国志でも思ったけど故事成語の由来おもしろい。
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あけましておめでとうございますと『君の名は。』
あけましておめでとうございます。
ミニチムが見たくて、家人とミニチムで公開早々見に行った『君の名は。』(新海誠/2016)を、ハムコがずっとうらやましがっていて、そんならちょっと見に行くかーと梅田の映画館へ。メンバーはミニチム(2回目)、ハムコ(初見)、私(初見)。公開してからだいぶたってるせいか、若い子よりも30オーバーが圧倒的に多い印象。
少年と少女が入れ替わる古典的な話なれど、青春と切なさと時空を超えたファンタジーを融合させた、空気を感じる映像の美しいアニメーション。想像よりだいぶおもしろかったです。すばらしい。
いちばん見たかった6歳ハムコには微妙に時間の流れがわからないところがあったと思うけど、「おもしろかったー」とニコニコしてました。よかったよかった。
君の名は。 [ 新海 誠 ] |
年末真田ツアー 大坂夏の陣・最終決戦
この年末いろんな歴史番組が真田丸特集で、茶臼山くらいちゃんと見とかないといかんと思って、年末・真田信繁(幸村)ゆかりの地めぐり。今日はいい天気。天王寺公園内にある茶臼山へ。
ミニチムは歴史学習漫画『大坂冬の陣・夏の陣』を読んだばっかりでナイスタイミング。すこし前に『真田幸村』と『真田昌幸』の漫画も読んでたし下地はばっちりなはず。
大坂冬の陣・夏の陣 [ 加来耕三 ] |
大坂冬の陣では徳川家康の本陣、翌年の大坂夏の陣では真田信繁(幸村)勢の本陣になった茶臼山。おっ、わけばし!
渡りきった所。外国の方もちらほらいました。ゲームとかで知名度高いのかなー。
石段をのぼりきったところに真田信繁に関する記述のある立札と旗。
天王寺公園を出て、茶臼山の裏手にある真田信繁最期の地、安居天神。疲労困憊で休息しているところを越前兵により討ち取られましたといいます。真田信繁ファンの聖地。
菅原道真公が祀られています。なので合格祈願と信繁ファンの絵馬が並びます。千田嘉博先生の絵馬も発見。
真田丸を見てなかった我が家は午後からの真田丸総集編を見て総仕上げ。ぶっとばしダイジェスト版でもなかなかたのしい。来年もよい年になりますように。
年長:かがくるBOOK 科学漫画サバイバルシリーズを淡々と読む
小学生に人気のサバイバルシリーズは、現小3ミニチムも特別関心を示さなかったのでスルーしてきたけど、すこし前にハムコが歴史漫画サバイバルシリーズの『幕末のサバイバル』がほしいと言って喜んで読んでたのを見て、科学漫画サバイバルシリーズを(そっと)差し出してみました。
幕末のサバイバル [ チーム・ガリレオ、もとじろう ] |
自然史ミュージアムのサバイバル(1) [ ゴムドリco. ] |
分かってるのか分かってないのかよく分からないけど、シリーズのいろいろを淡々と読んでます(便乗してミニチムも読む)。ハムコぽくなくてなんとなく意外…… オールカラー漫画で6歳ファンシー系女子でもとっつきやすいのかな。そう思うと幅広い子ども心をくすぐるなかなか研究された本かもしれません。
極寒のサバイバル [ 洪在徹 ] |
『彼は秘密の女ともだち(Une nouvelle amie)』(フランソワ・オゾン/2014/フランス)
彼は秘密の女ともだち【Blu-ray】 [ ロマン・デュリス ] |
歴史番組の録画消化に燃えていたら映画がご無沙汰。
オゾンはハズレがないなー。見れば見るほど好きになる。ロマン・デュリスも、そばかすいっぱいの(それがかわいい)アナイス・ドゥムースティエも、美少女設定の個性的なラファエル・ペルソナーズも、人選からすでにオゾン。劇中の"人生は愛とワインがあればいい"という歌がとてもいいです。性的マイノリティと性的志向の重なりの描き方が絶妙。意外なラストの余韻の残り方も憎い。
モノ作りの秋 八犬伝の秋
家人出張につき不在の日曜日の朝、ハムコのリクエストでホットケーキのあるお店のモーニング。子どもふたりと私でモーニングで済ませられるくらい成長しました。新聞2誌読めた。
子どもの興味は移ろいやすく、この間まで新撰組ごっこしてたのに『まんがで読む 南総里見八犬伝』を読んでからただいま八犬伝に夢中。そういえば私も昔八犬伝のマンガを読んでた気がする。あのマンガなんてタイトルだったかなー
まんがで読む南総里見八犬伝 [ 柊ゆたか ] |
犬塚信乃と犬飼現八の芳流閣の決闘ごっこで盛り上がるふたり。盛り上がりに油をそそぐのがおかーさん。石粉粘土で「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌」の数珠づくり。小3ミニチムはがんばって自分で字を書き、年長ハムコは「仁」以外書けず他私が代筆。奥はおかーさんの見本。しばらく乾燥させてスプレーのニスふきつけて完成予定。うまくできるかなー
NHK Eテレ「ミュージックポートレイト 岸田繁×又吉直樹」を見て懐かしむ
テレビをつけたらNHK Eテレで「ミュージックポートレイト 岸田繁×又吉直樹」をやっていて、その選曲があまりに懐かしくてぼんやり見てしまいました。20歳前後によく聴いてた音楽であっという間に当時にタイムスリップ。ジョンスペはたしかに流行った。そして『さよならストレンジャー』や『図鑑』の頃のくるりをよく聴いてたなー「東京」はいいなーーー
ていうか岸田くん40歳!くるり20周年!
ふいに圧巻のカメラワークの『怒りのキューバ』とか見たい衝動に駆られるおかーさん。文化に飢え中。
【送料無料】くるり/さよならストレンジャー 【CD】 |