『彼は秘密の女ともだち(Une nouvelle amie)』(フランソワ・オゾン/2014/フランス)
彼は秘密の女ともだち【Blu-ray】 [ ロマン・デュリス ] |
歴史番組の録画消化に燃えていたら映画がご無沙汰。
オゾンはハズレがないなー。見れば見るほど好きになる。ロマン・デュリスも、そばかすいっぱいの(それがかわいい)アナイス・ドゥムースティエも、美少女設定の個性的なラファエル・ペルソナーズも、人選からすでにオゾン。劇中の"人生は愛とワインがあればいい"という歌がとてもいいです。性的マイノリティと性的志向の重なりの描き方が絶妙。意外なラストの余韻の残り方も憎い。
モノ作りの秋 八犬伝の秋
家人出張につき不在の日曜日の朝、ハムコのリクエストでホットケーキのあるお店のモーニング。子どもふたりと私でモーニングで済ませられるくらい成長しました。新聞2誌読めた。
子どもの興味は移ろいやすく、この間まで新撰組ごっこしてたのに『まんがで読む 南総里見八犬伝』を読んでからただいま八犬伝に夢中。そういえば私も昔八犬伝のマンガを読んでた気がする。あのマンガなんてタイトルだったかなー
まんがで読む南総里見八犬伝 [ 柊ゆたか ] |
犬塚信乃と犬飼現八の芳流閣の決闘ごっこで盛り上がるふたり。盛り上がりに油をそそぐのがおかーさん。石粉粘土で「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌」の数珠づくり。小3ミニチムはがんばって自分で字を書き、年長ハムコは「仁」以外書けず他私が代筆。奥はおかーさんの見本。しばらく乾燥させてスプレーのニスふきつけて完成予定。うまくできるかなー
NHK Eテレ「ミュージックポートレイト 岸田繁×又吉直樹」を見て懐かしむ
テレビをつけたらNHK Eテレで「ミュージックポートレイト 岸田繁×又吉直樹」をやっていて、その選曲があまりに懐かしくてぼんやり見てしまいました。20歳前後によく聴いてた音楽であっという間に当時にタイムスリップ。ジョンスペはたしかに流行った。そして『さよならストレンジャー』や『図鑑』の頃のくるりをよく聴いてたなー「東京」はいいなーーー
ていうか岸田くん40歳!くるり20周年!
ふいに圧巻のカメラワークの『怒りのキューバ』とか見たい衝動に駆られるおかーさん。文化に飢え中。
【送料無料】くるり/さよならストレンジャー 【CD】 |
小学3年生と年長:まだまだ歴史学習まんが
学校の図書室にあるポプラ社の戦国人物伝シリーズ。学校だとなぜか週に一冊しか借りられないルールらしく、近くの図書館でいろいろ借りてみました。学研のNEW日本の歴史シリーズなんかに較べると昔の少年漫画的絵柄(表紙はそんなことないけど中身の絵柄はかなり少年漫画)でそんなに女子受け良くないと思うんだけど、伊達正宗と足利尊氏と長宗我部元親がおもしろかったらしく、繰り返し読んでます。伊達正宗はいいとしても、渋……!
妹ハムコも便乗して読んでて、伊達正宗と土方歳三がいいそうです。
伊達政宗 [ 加来耕三 ] |
長宗我部元親 [ 加来耕三 ] |
足利尊氏 [ 加来耕三 ] |
土方歳三 [ 加来耕三 ] |
こうの史代『ぼおるぺん古事記』『さんさん録』
こうの史代『ぼおるぺん古事記』。全3巻。すべて手書き&古事記の原文のまま掲載するという、野心作すぎて良いです。作者による注釈もまたおもしろい。こんなマンガ他にない。こうの史代すごいなー
ぼおるぺん古事記(1(天の巻)) [ こうの史代 ] |
heibonサイトで内容見られます。
こうの史代をもうひとつ。『さんさん録』は妻を亡くしたじいさんが主人公のたいへん地味な作品。この地に足の着いた静かな日常感、地味さが好き。味わい深い。中身はしっかりこうの史代。全2巻です。
さんさん録(1) [ こうの史代 ] |
幕末維新(だいたい新撰組) 秋の遠足@京都
家人出張中につき、ミニチムとハムコと私の女三人 幕末維新(だいたい新撰組)秋の遠足@京都に行ってきました。
最初に目指すは幕末維新ミュージアム「霊山歴史館」。幕末維新の志士の資料、池田屋事件のジオラマの展示や3D映像なんかが見られます。
これがやりたかったと言っても過言ではない新撰組コスプレ。ミニチムとハムコもノリノリ。幼児サイズの衣装もあります。
近くにある霊山護国神社で坂本龍馬と中岡慎太郎のお墓参り。画像の奥がお墓です。
ランチは三条通にある池田屋石碑のある居酒屋。ここでもノリノリのコスプレ。
原田左之介ランチ(ミニチム→オムライスだから)と斎藤一ランチ(ハムコ→うどんがあるから)を注文。私はハムコとシェア。
大宮に移動して旧前川邸の新選組グッズを物色したあと、新選組の兵法調練場に使われた壬生寺へ。
近藤勇の像の横にある絵馬を眺めるふたり。薄桜鬼ファンによる?本気絵馬が多数。ミニチムは小栗さくらさんの絵馬を発見して喜んでました。
いい大人になってから新撰組ゆかりの地をめぐる初体験。
ハムコの新撰組ダンダラ羽織制作
demiさん翻訳『ギークマム――21世紀のママと家族のための実験、工作、冒険アイデア』のなかの”歴史上の人物になりきってパーティーを開こう”というところを読んでそわそわする母と、その母のとなりで八つ切りの色画用紙を使って鼻歌まじりで新撰組のダンダラ羽織制作をするハムコ6歳。どの学習まんがを読んでハムコのハートを捉えたのか分からないけど斉藤一と永倉新八が好きだそうです。ストレートすぎる愛の形コスプレ制作(画用紙だけど)。将来有望……
”歴史上の人物になりきってパーティーを開こう”ていいなー。楽しそう。クイズとか超いい。傾倒してる歴史上の人物は特別いないけど、ほうとうが食べたいから武田信玄…… あ、私まんとう(饅頭)が好きやから孔明? とか妄想しました。
ギークマム [ ナタニア・バロン ] |
小鹿田焼 坂本浩二の器
うつわ屋さんにふらふら入って小鹿田焼、坂本浩二の器を買ってしまいました。小どんぶりサイズで実用性高し。リンク先よりちょっと大きめです。
小鹿田焼 坂本浩二窯 四寸飯碗 飛び鉋 緑 |
小鹿田焼 坂本浩二窯 八寸皿(ふせ合わせ) 刷毛目 |
東京ディズニーランド&シー、スカイツリーの旅
ハムコも6歳になったしそろそろディズニーランドでもいっとくかーということでお休みを利用して2泊3日の東京ディズニーランド&シー、スカイツリーツアー。スカイツリーも子どもたちの要望。飛行機でびゅーんと羽田まで約1時間。
なにがおもしろかったー?て聞くと、小学3年生ミニチムはランドのトムソーヤ島、シーのトイ・ストーリー・マニア!、年長ハムコはランドのビッグサンダー・マウンテンとガジェットのゴーコースター、シーのフランダーのフライングフィッシュコースターとトイ・ストーリー・マニア!、だそうです。ハムコはコースター好きで、ミニチムはトムソーヤ島が好きという渋さ(ハムコにお付き合いしたけどコースター系はあんまり好きではない)。
せっかくなんでタワー・オブ・テラーにも行こうとしたら子どもたちから大ブーイング。おかーさんひとりで行って、とか言われました。こわいのはふたりともぜんぜんダメです。
ふたりの自分お土産は、ミニチムはジェラトーニのポーチ、ハムコはダッフィーのぬいぐるみ。欲しいものゲットできてよかったねー
テーマパークに行くとフォトスポットでばっちり写真撮ったり、アトラクションに並んでたりアトラクション自体に夢中だったり載せられるような写真があまりないのでした。
そういえば予約はガラ空きのスカイツリー、行ってみるとそれなりに人が多くてディズニーで並び疲れた身体には上りのエレベーターで順番待ち、下りのエレベーターで順番待ちが案外しんどくて、さらにハルカスの展望台とかわらへん……という気持ちが口に出さずともみんなの心を占めており、スカイツリーは予想以上にテンションあがらず。まー子どもが景色で盛り上がるのはなかなかないから仕方ない(言いだしっぺだけど)。でもしっかりお土産は買う子どもたち。なぜか模型……。